Couleur / Pixabay
こんにちはー！
今日は何となくレモンの成分について詳しく語ろうかなと思います。
前に以前こちらで触れていますが、
柑橘類の皮によく含まれている「リモネン」について深掘りしていこうかと。
リモネンについて
リモネンという言葉の響きがレモンとすごく似ていて
何か繋がりがあるのではと誰もが考えると思います。
その通り、リモネンはレモン＝limonから名付けられた成分名です。
柑橘類の皮によく含まれていて柑橘らしい香りのもとになっている成分で、
アロマテラピーで使う柑橘系の精油にはこの成分がたっぷり含まれています。
レモン精油のリモネンは70%ぐらい、
オレンジやグレープフルーツの精油は90％ぐらいもリモネンだったりします。
（成分名の由来になったレモンの方の数値が低いのが妙な気はしますが…）
あの柑橘系の皮に共通するあの爽やかな香りがリモネンなんですね。
そしてこのリモネンには不思議な力があるんです。
ひとつはファイトケミカルとしての力です。
カラダに効くリモネン
ファイトケミカルは植物が外敵から身を守るために
自らが作り出した色や香り成分のことで、
最近は「第７の栄養素」として注目を集めています。
大豆のイソフラボンやトマトのリコピンもこの仲間になります。
リモネンには抗酸化・抗アレルギー作用をはじめ、
消化をサポートしてダイエットにもいいとされ、
がんも予防してくれるといわれています。
カラダを若々しくすこやかに保つ手助けをしてくれる感じですね。
また、リモネンにはカラダだけでなく
ココロにもはたらきかける力があります。
ココロに効くリモネン
リモネンの香りにはリラックスさせながら
カラダのめぐりを整えてくれるため、
頭をすっきりクリアにする力があるとされています。
これは皮を嗅いだときにみなさんも感じたことがあると思います。
明るく前向きな気持ちにさせてくれるといったところでしょうか。
そして最後に、リモネンには汚れをきれいに落とす力もあるんです。
お掃除に効くリモネン
唐突にお掃除だなんて何のことかと思うでしょう。
実はリモネンには発砲スチロールやなどの
樹脂や油分を溶かす力もあるんです。
よく洗剤に「オレンジエキス配合」とありますが
それはオレンジに多く含まれるリモネンのパワーを
取り入れたものなんですね。
ネット上には柑橘系の皮を使ってお掃除という
ライフハックが結構出てきますんで
気になる方は探してみるといいですよ。
リモネンの力を知ると柑橘類の皮を
捨てるのがもったいなくなりますよね。
皮を上手に暮らしに取り入れていきましょう。
（私はお掃除よりも食べてエイジングケアがいいかな）
それではまたー！
