さて、今日はレモンとアートについて語ろうかと思います。
レモンとアートは無縁な感じがすると思いますが、
有名な画家さんたちもこぞって描いているのをご存知でしょうか。
私も大昔、美術の時間に静物画を描いたことがありました。
そういえば最初に絵を習うときには
植物を描くものなのかもしれません。
そして、世界の画家さんたちも何かと果物を描いていたりします。
今日ご紹介するのがひまわりで有名なゴッホの
〈Still Life with Lemons on a Plate〉です。
Stillleben mit Zitronen auf einem Teller
Still Life with Lemons on a Plate
1887年作
Van Gogh フィンセント・ファン・ゴッホ
オランダ出身 1853〜1890年
ゴッホについて詳しくはこちらをご覧ください。
ゴッホのひまわりは誰もが知っている通り、
黄色の使い方が印象的な絵画ですが、
いろいろ観ているとこの方は本当に黄色が好きで
あえて黄色いモチーフを選んだのかと思うくらい
黄色が多いですね。
きっとレモンもそんな彼の好みに合った
モチーフだったのではないかと推測します。
このレモンの静物画はゴッホ特有の生き生きとした筆使いが
レモンの丸々とした張り感をうまく表現していると思います。
また、レモンの黄色もゴッホがいつも使う黄色と違って
淡く優しい感じですね。
少し緑がかったところにレモンの爽やかさが表れていますね。
実はレモンのようなシンプルなモチーフほど
作者の力量や個性がよく見えてくる気がします。
そういう目線で同じモチーフアーティスト違いで
探してみると面白いかもしれません。
このレモンの絵画もぱっと見で筆使いから
ゴッホと気づく人も多いような気がしますが
どうでしょう。
大胆にして繊細。
そんなゴッホの一面をこの絵が見せてくれた気がします。
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