さてさて、レモンの香りって一体何で出来てるんでしょうか。
今日はレモンの香りについて話して話していきますね。
レモンの独特の爽やかな香りは果皮から
発せらてているのはいうまでもありません。
その香りは皮表面にあるプツプツの中に詰まっている
シトラール・リモネンという成分の香りなのです。
シトラールとリモネンの絶妙なバランス
シトラールはいわゆるザ・レモンといった香りで
リモネンは柑橘類全般に共通する爽やかな香りなんですね。
名前の印象からリモネンはレモンの香りだろうと思いますが
オレンジ精油はリモネン90%以上に対しレモンは70%程度。
リモネンの香りはオレンジの香りといってもいいかもしれないほどなんですよ。
また、シトラールはレモングラスという
レモンの香りがするイネ科の草の方がレモンより多かったりします。
なので、シトラールとリモネン2つの香り成分の絶妙なバランスが
あのなんとも言えない幸せな香りを生んでいるんですね。
本当に奇跡的な植物だと思います。神様、ありがとう。
シトラールとリモネンのパワーとは
そして、この2つの成分には有り難い力が宿っています。
シトラールには何と言っても抗菌や殺菌、
気持ちを落ち着かせて集中力を高めてくれる力があります。
また、リモネンにもリラックスさせる力があるとされ、
代謝をアップさせて燃焼をサポートする力や消化を高める力、
抜け毛も防ぐ力まであるといいます。
これだけうれしい力が宿っているとなると
皮を捨てるのはもったいないですね。
レモンは絞るだけでなく
はちみつレモンなどにして是非皮ごと食べたいものですね。
(となると農薬・ワックスが心配ですよね。それについても今後触れていきますね)